2016年9月10日土曜日

ネットワークスペシャリストの勉強メモ4

2016 ネットワークスペシャリスト「専門知識+午後問題」の重点対策」の復習用メモです。
・SSOの方式を分類すると、SSOで利用したいサーバにエージェントと呼ばれるソフトウェアモジュールをインストールして実現するエージェント方式と、SSOサーバにおいて全ての通信の中継を行うリバースプロキシ方式がある。
・HTTP応答パケット中のSet-Cookieヘッダには、セッションIDのほか、Domain属性、Secure属性、Expires属性などが含まれる。
・Set-Cookieで"secure"が指定されていると、ブラウザはSSL(HTTP)で暗号化通信を行うときだけ、Webサーバに対してCookie情報を送り返すようになる。
(H27 午後1 問1)
ロードバランサーが利用できるWebサーバの負荷情報として適切なものは、Webサーバの応答時間とWebサーバのデータ通信量。
(H24 午後1 問1)
RTPパケットによって音声通信を行う際には、次のような劣化要因がある。
1.RTPパケットを作成するために必要となる処理による音声遅延。
2.ネットワークの負荷変動やパケット化のための処理時間の変動によるジッタ。
3.転送中におけるパケットロス。
(H23 午後2 問1)
・VLAN用のタグは32ビットから構成され、最初の16ビットがTPID(Tag Protocol Identifier)、次の16ビットがTCI(Tag Control Information)となる。TCIは、プライオリティが3ビット、CFI(Canonical Format Indicator)が1ビット、VID(VLAN ID)が12ビットという構成になっている。
・VRF(Virtual Routing and Forwarding)とは、一つのルータやL3SWに複数の独立した仮想ルータを稼働させる機能。
・同じVLAN内の通信では、L3SWはL2SWとして動作する。
・一般に、二つのL2SWを接続する際に採用される冗長化の方法としては、スパニングツリープロトコル(STP)を動作させる方法と、リンクアグリゲーションを使う方法がある。
(H25 午後1 問3)
・OSPF(Open Shortest Path First)は、それぞれの物理ポートがもつ帯域幅をコストに換算し、コスト最小の経路を選択するルーティングプロトコル。
・一つのOSPFのネットワークは、複数のエリアに分けることができる。エリア番号が0であるエリアはバックボーンエリアと呼ばれ、必ず存在しなければならない。
・ルータのQoSとしては、RFC2474に基いて、IPヘッダのTOS(Type of Service)フィールドをDSフィールドとして再定義して通信の優先評価を行うDiffServモデルが実装されている。
(H26 午後1 問1)
・FCP(Fiber Channel Protocol)のフロー制御では、送信側と受信側の双方で、受信側の空きバッファ数を管理して送信を制御するようにしている。このため、隣接ノード間において発生する局所的なバッファ枯渇にも適切に対処できる。
・SPF(Shortest Path First)では、経路上のコストが同じである場合は、それらの経路を同時に使用してトラフィックを分散できる。同時に複数の経路を使用できるので、パケットの伝送帯域を増加させることができる。
(H23 午後2 問1)
タグVLANのポート規格:IEEE802.1Q
(H24 午後2 問1)
・オーバーレイ方式による仮想化では、サーバに接続するスイッチ側で、接続用のトンネルを終端、もしくは、カプセル化用ヘッダを追加、削除する機能が必要となる。パケットサイズが大きくなることで、中経路でのフラグメンテーションが発生する可能性もある。
(H25 午後2 問2)

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