・搬送波の変調および復調によってデータ伝送を行うのはブロードバンド伝送方式。
・波長850nmのマルチモード光ファイバは1000BASE-SX。
・ディジタルデータの著作権を保護し、その利用や複製を制御し、制限するのは、DRM(Digital Rights Management)。
・フロー(flow)とは、個々のパケットではなく、送信元と宛先が同じ組み合わせのパケットを、まとめて「一連の流れ」として識別したもの。
・インターネット回線の混雑時には、特定のフローが帯域を占有しないよう、各フローの帯域が均等になるようにルータで制御する。キューイングには、次のようなものがある。
1.PQ(Priority Queuing):パケットの優先度によって優先制御をする。
2.FQ(Flow-based or Fair Queuing):フローを基準として、ユーザ(またはPC)ごとにパケットを均等に流す。
3.WFQ(Weighted Fair Queuing):FQのように均等ではなく、優先度に応じた重み付けをする。
・PC1台が利用できる通信帯域=1フローあたりの帯域×フロー数
(H23 午後1 問1)
平成23年の午後1問1を解くのは2回目でしたが、 正答率は半分以下でした。物理層が中心の設問は馴染みがないこともあって難しいですね。もう一度ぐらい復習する必要がありそうです。
・待ち行列におけるM/M/1は、「到着する数はランダム/サービス時間は指数分布/窓口は一つ」を意味する。
・利用率(ρ)が1を超えると、待ち行列βにM/M/1モデルは適用できない。
・ディジタル署名の目的は、1)改ざん防止、2)なりすまし防止、3)否認防止の3つある。
・平均待ち時間=利用率(ρ)÷(1-利用率(ρ))×平均処理時間
・平均応答時間=1÷(1-利用率(ρ))×平均処理時間
(H23 午後1 問2)
平成23年の午後1問2も2回目でしたが、 ディジタル署名の目的と待ち行列の最後の計算問題以外は正解でした。やはり計算問題の方が確実に得点ができますね。
・ファイアーウォールにアンチスパム、IDS/IPS、VPN、Webフィルタリング、ウィルスチェックなど複数のセキュリティ機能を持たせた装置:UTM(Unified Threat Management;統合脅威管理)。
・簡易型ファイル転送用プロトコル:TFTP(Trivial File Transfer Protocol)。
・ディジタル署名の目的は、1)改ざん防止、2)なりすまし防止、3)否認防止の3つある。
(H23 午後1 問3)
平成23年の午後1問3も2回目なので、 ほぼ正解でした。ただ最初に解いた時にはなかなか解答できず、IPAの解答例に意外性があったので印象に残っていたからというのもあります。初見ではなかなか正解を導くのが難しい問題だと思います。
・アソシエーション:対向先との接続。IPSecにおけるSA(Security Association)のこと。
(H23 午後2 問1)
平成23年の午後2問1は知識的には特に問題はありませんでしたが、2回目でも非常に難しく、正答率は60%ギリギリかどうかという状況です。ネスペ23の解説では、解答がわからなくても問題文をじっくり読むと答えを導き出せるようですが、本番の緊張感の中でそんな芸当ができるかどうかですね。平成23年の午後2問2はVRRPの設定を含めて知識的には問題なく、2回目の解答ではほぼ正解できました。同じ傾向の問題がまた本番で出ることを期待したいです。
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