平成26年度春季の午前Ⅱ問題をやりました。
間違えた/間違えそうだった問題のポイントのまとめです。
クレジットカードシステムの家族会員情報のように、本会員情報と関連しており、本会員情報が存在しなくなれば、家族会員情報も存在しなくなるような実体を、弱実体(week entity)という。
弱実体に対して、通常の実体を強実体(strong)と呼ぶことがある。
第3正規形において存在する可能性がある関数従属は、従属キーの真部分集合から他の候補キーへの真部分集合への関数従属だけ。
カーソルで示された行の指定された列値を更新する構文は下記のようになる。
UODATE 表名 SET 列名 = 値 WHERE CURRENT OF カーソル名
属性がn個ある関係の異なる射影の数は2^nとなる。
※射影の数をビットで表す。n=4の場合は、0000〜1111。
複数のトランザクションが同時実行された結果と逐次実行された結果が等しい場合、トランザクションの直列可能性(serializability)が保証されているという。直列化可能性は、ACID特性の独立性と同等な性質を意味する。直列化可能性を保証する仕組みとして、2相ロック方式、木制約方式がある。
隔離生水準が低く、トランザクション間の干渉が起こり得る状態は、直列化可能性が保証されていない状態である。直列化可能性が保証されていれば、隔離生水準は高くなる。
ダーティリード(Dirty Read)とは、あるトランザクションが更新したコミット前のデータを別のトランザクションが読むことによって発生する不都合である。トランザクションT1が更新した行をトランザクションT2が読んだ後、T1がロールバックされる。この場合、更新された行は元に戻ってしまい、T2は存在しない値を読んだことになってしまう。
DBMSにおけるデッドロックの検出は、待ちグラフやタイマー監視によって行われる。
資源割当表と時刻印管理表は、デッドロックを回避するために使用されるもので、デッドロックの検出はできない。
トランザクションの優先順位管理表は、トランザクションのスケジューリングに使用するデータ構造であり、デッドロックの検出はできない。
RPO(Recovery Point Objective):目標復旧時点
RTO(Recovery Time Objective):目標復旧時間
必要なDBサーバのコネクション数=最大トランザクション件数(TPS)×Webアプリケーションサーバ内留保時間
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